「子どもたちの“こころを育む活動”」 全国大賞は(一社)Ponte(ポンテ)とやまが受賞 

(公財)パナソニック教育財団(小野元之理事長)は2月8日、「2021年度 子どもたちの“こころを育む活動”」表彰式をオンラインで開催した。全国各地の団体から201件の応募があり、審査の結果、全国大賞1団体、優秀賞3団体の4団体が受賞した。

同財団では、子どもの心を明るく育てるため「こころを育む総合フォーラム」(座長・鷲田清一大阪大学名誉教授)を組織し、全国的な活動を展開している。「子どもたちの〝こころを育む活動〟」はその一環として、学校と関わりながら、地域、家庭、企業など、さまざまな立場の人が共に行う活動事例を募集し顕彰するもの。

今回、全国大賞には一般社団法人Ponte(ポンテ)とやま(富山県)の「ごちゃまぜの中で育つ~つながる・まなぶ」が栄冠に輝いた。その活動内容は、個人宅のカフェを拠点に、不登校、発達障害、健常問わず、あらゆる子どもたちが大人も含め「ごちゃまぜ」で交流する居場所を提供するもの。フリースクール、アート体験、屋外活動など、さまざまな活動を展開し共に学び元気を充電している。誰でも簡単に居場所づくりが始められることを示した事例で、「ごちゃまぜ」の多様性が新たな出会いや気付きを生み出しながら、子どもたちの自己有用感や社交性が育まれている点が高く評価された。

審査総評では、鈴木みゆき國學院大學人間開発学部子ども支援学科教授が「今回は『子どもの主体性(子どもの主体性を尊重し、どう育んでいくか)』、『さまざまな人がかかわっている多様性』、『応答性(子どもたちが感性をはたらかせ、何かを感じ工夫し知識や技能が身に付き、表現し、与えられた環境の中で自己発揮ができている)』以上の3つを柱にして選考を行った。受賞した4団体はこれらの点を踏まえた活動であった」と述べた。

優秀賞を受賞した団体は次の通り。

【優秀賞】

▽沼辺笑楽寿来(ぬまべしょうがくじゅく)(宮城県)の「地域の元気は、地域の子どもたちの笑顔…」▽認定NPO法人ミニシティ・プラス(神奈川県)の「子ども目線で地域を取材し、地域愛を育む『ジュニア編集局』活動」▽特定非営利活動法人インフィーニティー(長崎県)の「こどものこどもによるこどものためのまち」

受賞団体の活動の詳細はこころを育む総合フォーラムのホームページを参照。

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