(円卓)教採試験の倍率の低下

帝京科学大学教育人間学部教授 釼持 勉





2019年度教員採用試験が、6月の北海道を皮切りに全国の自治体でスタートした。改めて、倍率低下について考えてみたい。

現状、小学校では3倍を切る自治体が16都県(新潟県1.2倍、福岡県1.3倍、佐賀県1.8倍など)あり、中学校でも低下傾向(京都府7.7倍(前年度13.0倍)、新潟県2.6倍(同6.0倍)、和歌山県6.1倍(同9.6倍)、東京都5.0倍(同9.6倍)にある。この状態は、来年度以降、さらに深刻化するかもしれない。

要因には次の3点が挙げられよう。……

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