(円卓)ESDも100人の1歩から

中部大学教授 宮川 秀俊

1985年は情報教育元年と呼ばれ、総理大臣の諮問機関である臨時教育審議会の第1次答申において、社会の変化への対応として情報化・国際化が強く示された。同時に学校教育における展開とそのための予算化が行われた。

その後、情報化に関しては中学校技術科の情報基礎の設置を中心に、小学校から高校までコンピューターに触れ、慣れ、親しむことが進められた。
学校全体ではCAI(コンピューターを利用した教育)とCMI(ソフトウエアで成績を管理するシステム)が積極的に導入され、教科では、教育内容と教育方法それぞれのコンピューター教育が進められた。この創成期を経て三十数年後の現在につながっている。

ESDについて述べるに当たり、コンピューター(情報)教育を例にしたのは共通点がみられるからである。……

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