(円卓)深まりのある授業の実現のために

(一財)総合初等教育研究所参与 北 俊夫


 「教科書で」教えるのか、「教科書を」教えるのか、が話題になったことがある。助詞の一文字で捉え方が大きく変わる典型だ。

 目下、授業課題の一つに「主体的・対話的で深い学び」のある授業の実現が挙げられている。ここにも「で」という助詞が位置付いている。当初は、「アクティブラーニング」とカタカナ文字で言われた。

 アクティブにのみ目を向けることがないよう、言い換えの過程で「主体的な学び」と「対話的な学び」と「深い学び」の三つの視点があると説明された。……

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