(円卓)学校数学カリキュラムの改革

筑波大学人間系教授 清水 美憲

わが国では小中高の新学習指導要領が公示され、小・中学校での移行措置が始まっています。この10年ほどの間に世界各地でカリキュラム改革の大きな動きがありました。この動向を背景に、2018年11月25日から30日の6日間、つくば国際会議場で学校数学のカリキュラム改革に関する国際会議(ICMI Study24)を開催しました。

この会議は、国際数学連合(略称:IMU)に設置されている数学教育国際委員会(略称:ICMI)の主催によるもので、研究論文を投稿して受理された者の中から、特に選抜されたメンバーのみが参加できる会議です。今回は、世界28カ国から約100人の参加者がありました。

社会や経済の活動のグローバル化が進行する中、新しい時代に対応できる人材の養成のために、「資質・能力」に焦点化する方向で、学校数学カリキュラム改革が世界各地で同時に進行しています。……