吉村洋文大阪市長は8月16日の定例記者会見で、全国学力調査の結果が2018年度に続き19年度も全20政令市の中で最下位だった場合、自身の来夏のボーナスを全額返上する考えを明らかにした。市長は調査結果を教員の給与に反映させる方針を示しており、これに反対する署名活動が起きている。 吉村市長は「校長と現場の教員、教委一丸となってやっていかなければならない。市の責任者として決意表明したい」と述べ、教員と同様に教委の担当者らにも責任の所在を求め、調査結果を給与に反映させる意向を示した。……

心身にハンディキャップを持ちながら大学、短大、高専に通う学生が全国で3万1204人に上ることが、日本学生支援機構(JASSO)が8月16日までにまとめた2017年度障害学生修学支援実態調査で分かった。学生数は前年度に比べ3948人増え、在籍校数も15校増加の914校となった。同機構は、16年4月に施行された障害者差別解消法を背景に、障害学生の把握が一層進んだためとみている。 障害学生は身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳を持つ学生もしくは健康診断で障害が確認された学生を指す。……

主宰を務めるホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が「学校教育を破壊し、再構築する」と発案し、設立が決まったサポート校「ゼロ高等学院」。しかし7月26日の開校記者会見では、そういった強い表現はまったく無く、「教育改革は待ったなしだ。これから必要とされる人材をつくりたい」(堀江氏)など、実学の必要性が熱っぽく語られた。果たして同校では、どのような教育を行っていくのか。学院長の内藤賢司氏に、ゼロ高の実像を聞いた。(聞き手 編集部長・小木曽浩介)
――開校記者会見後の反響は。
内藤 会見から1週間で、初年度入学者目標400人に対し、190件ほどの問い合わせがあった。入学希望者は全国に満遍なくいて、中学3年生や高校1年生が最も多い。次いで高校中退者や、大学に通っていない18、19歳だ。 「親の都合で海外に引っ越したので、日本の高校に通えなかった」というような理由で、米国、スペイン、ニュージーランドなどからも連絡をいただいている。想定外のニーズに驚いている。……

主体的な学びに向けた脱一斉授業の取り組みの中で、グループワークをさらに進化させた「チーム学習」。学級運営にスポーツマネジメントを応用し、それぞれの児童の個性を生かす“先生が教え過ぎない授業”。元神奈川県公立小学校教諭で、現在は佐久穂町イエナプランスクール設立準備財団理事を務めている桑原昌之氏に、具体的なチームビルディングの手法を聞いた。
■異なる個性同士をつなげるビジョン共有
――児童と共につくる学級のゴールは何ですか。
クラスの共通目標は「居心地の良い教室にすること」です。これは大きなテーマのようなものですが、居心地の良さというのも実際は人それぞれですから、チーム全体の目標だけでなく、個人のビジョンも必要になります。 僕は始業式の日に「未来作文」というのを書かせていました。クラスが解散する日の自分自身の気持ちをつづる、未来日記みたいなものです。最後の日に、どんな気分になっていたいか。それが、「居心地の良い教室」という全体テーマの中での個人ビジョンになります。 よく「チーム学校」などのテーマで、学校の目標をそのまま全ての教師の目標としておいてしまうケースを耳にしますが、僕は全体のビジョンに個人が縛られ過ぎないことが大切だと思っています。……

元東京都立西高等学校長 石井杉生

 前回は、C(検証)段階の課題として、集計に要する膨大な作業時間を挙げたが、これはカードリーダーの導入で簡単に解決した。  カードリーダーの導入で、担当者が約1カ月かけていた集計作業は、わずか数時間で終わってしまった。初期投資は、カードリーダーの数万円だけ。マークシートカードは1枚7円で、生徒と保護者合わせて2千枚。合計1万4千円程度、これがランニングコストである。  しかも、このカードリーダー導入には、思わぬ副産物があった。……


スポーツ庁から今年3月、「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」が出た。 ガイドラインでは、活動時間を制限する方針が示されているが、地域や学校で戸惑いもみられる。戸惑いの背景には、活動時間を制限して「子供に何を経験させたいのか」十分に読み取れないことがある。 通常、学校の教育活動では、時間と教育内容がセットで示されている。……

ブロック塀がある学校3校のうち2校の割合で、ブロック塀の安全性に問題が見つかったことが、8月10日に文科省が公表した安全点検状況調査で明らかになった。大阪府北部地震で高槻市立寿栄小学校のブロック塀が倒壊し、女子児童が挟まれて死亡した事故を受け、同省は各学校にブロック塀の安全点検を要請。進捗(しんちょく)状況について報告を求めていた。内部点検が進めば、危険性の高いブロック塀の数はさらに増える可能性がある。 同調査は、全国の国公私立幼稚園、認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校を対象に実施。……

スクールロイヤーに対する相談で多いのは「保護者対応」と呼ばれるものである。そこには、さまざまな事案が含まれている。よくあるのは「無理な要求をする困った保護者にどう対応するか」である。  保護者の要求には、自己中心的な考えとしか思えないものや、不当とまでは言えないが学校として受け入れることが困難なものがある。このような要求が繰り返し出された場合、直接関わる学校としては、保護者に対して対立的な見方になるのもやむを得ない面がある。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの専門家から助言を受けることで、効果的な対応策が見つかる場合もある。  学校は、これら専門家からの意見を参考に、保護者の行動や考え方の傾向・特徴の背景を理解でき、適度な距離感を保って対応することが可能になる。……

東京理科大学教職教育センター准教授 井藤 元

舞台上での漫才師たちの持ち時間はたったの数分。その限られた時間の中で観客にインパクトを与えねばならない。では、どのような工夫をしているのか。 インタビューの結果、彼らは「ギャップ」「誇張」「偏愛」の三つの要素を取り入れて自己アピールをしていることが明らかになった。見た目の印象からは想像のつかない自分を開示する(ギャップ)。自分の好みや特徴を拡大して他者に提示する(誇張)。好きなものについてマニアックに語る(偏愛)。これらの要素を取り込めば、たとえ名前を覚えてもらえなかったとしても「○○の人」として観客の脳裏に焼き付く。 笑育でもこのポイントを押さえて参加者全員が30秒で自己紹介をする。……

自律性、積極性、協調性などの自立的行動習慣が身に付いている子供は自己肯定感が高く、心身の疲労感が少ない傾向にあることが、国立青少年教育振興機構の意識調査で分かった。8月9日までに発表された。また、こうした子供が増加傾向にあることも示された。 同調査は全国の小学1~3年生の保護者、4~6年生の児童と保護者、中学2年生、高校2年生(いずれも公立)を対象に実施。……

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