(一社)ティーチャーズ・イニシアティブ理事/㈱教育と探求社代表取締役社長 宮地勘司氏に聞く
――日ごろの活動について。
ティーチャーズ・イニシアティブの理事、ファシリテイターとして、先生たちが楽しみながら21世紀型スキルを体験的に学ぶ場づくりに取り組んでいる。日本の先進的な学びの実践者たちと協働しながら、「21世紀ティーチャーズプログラム」を開発。全国から多くの教員に参加していただいている。
――当日の発表内容は。
「21世紀ティーチャーズプログラム」の概要紹介と、本プログラムで学んだ先生たちの成果を、当日の参加者にも実際に体験していただく。昨年受講した先生方も何人か参加されるので、具体的な感想などを聞ける機会もあると思う。
――読者へメッセージを。
「先生こそが真に日本の未来をつくることができる」が、ティーチャーズ・イニシアティブの信条。学習指導要領も、教科書も、ICTも確かに大切だが、先生の意識が未来へと開けば、日本の教育を大きくプラスへと動かすことができる。不確実で不透明な時代を生き抜く子供たちは、何を学べばいいのか? そんな子供たちに伴走する教員は、どのようにあればいいのか? 参加した皆さん全員で考える場にしたいと思っている。
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【プログラム名】「先生が21世紀型スキルを体験的に学ぶ~2020年、学習指導要領改訂にむけて~」(26日午後2時20分~3時50分)
「未来の先生展2017」は、(一社)「Teacher’s Lab.」(宮田純也代表理事)が主体となって行う非営利イベント(文科省など後援、教育新聞社特別協力)。8月26、27の両日、東京都江東区の武蔵野大学有明キャンパスで開かれる。21世紀型授業、国際系教育、オルタナティブ教育、ICTなどに関する約150のプログラムが行われ、教育関係者や有識者ら約200人が登壇。詳しいタイムテーブルや入場チケット購入などは、「未来の先生展2017」のサイトへ。