“生きる”を諦めないための教育-10代の命をつなぐ情熱

「自分と似た境遇で苦しんでいる高校生を助けたい」 ――。定時制・通信制高校の若者を社会につなげ、進路決定をサポートするNPO法人「D×P」。理事長の今井紀明氏自身も、10代の頃にイラク人質事件の被害者となり、帰国後は誹謗(ひぼう)中傷に苦しみ、社会から距離を置かざるを得ない若者の一人だった。社会から孤立し、絶望に打ちひしがれる10代の命を、なぜ今井氏は見つめ続けるのだろうか。今井氏の支援の裏に隠された理念と情熱に迫る。