【予告】教員は社会に取り残されたままでよいのか

「この問題は社会に出てどう役立つのですか」。

児童生徒からのそんな質問に、あなたならどう答えるだろうか?

「社会に開かれた教育課程」のビジョンが示され、学校はますます多様な実践が求められている。

いま、教員には何が必要で、どのように開いていくべきなのか。

“教員自身が経験のないことを教えるのは非常に難しい”(工藤勇一校長)

“社会に開かれるとは、社会に繋げること”(山本崇雄教諭)

「社会×学校教育」の先駆者である工藤勇一氏(千代田区立麹町中学校長)と、山本崇雄氏(都立武蔵高校附属中学校教諭)、井之上喬氏(井之上パブリックリレーションズCEO)が「学校・授業の開き方」の極意を語る。コーディネーターは宮田純也氏(Teacher’s Lab.代表理事)。

#01 脱・ごっこ遊びの極意

山本崇雄教諭は、ある時から「手をかける」ことを手放した。

山本崇雄教諭

著書『なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか』が海外でも出版され、山本氏のもとには全国から講演・出前授業の依頼が殺到する。

山本氏が実践しているのは、タスクベース・プロジェクトベースの授業。

「理想の教材を作ろう」というプロジェクトでは、教科書を隅々まで読み込んだ生徒らが出版社など外部の人間の前で発表し意見をもらう。

“(子ども達は)学校って『ごっこ』じゃないんだって気付く”(山本氏)

山本教諭の語る「脱・ごっこ遊び」の極意とは?

#01 脱・ごっこ遊びの極意

#02 その業務は子供たちのためになるのか?

工藤勇一校長が「麹中メソッド」で全国から注目を集める千代田区立麹町中学校を率いて5年目。

着任から数か月で400もの改善点を洗い出し、同校を全国有数の先進校へと導いた。

工藤勇一氏(千代田区立麹町中学校校長)

工藤氏が教員・保護者らに常に問いかけるのは、この業務は子供たちのために必要なのか、ということだ。

従来の宿題・定期考査を廃止し、チーム単位の授業を導入。子供らは企業からフレームワークを学び、社会に出て実際に役に立つ力を育む。

“「学び方改革」をしよう”

工藤氏が示す、学校教育をアップデートするヒントとは?

#02 その業務は子供たちのためになるのか?

#03 現状打破の方法を子ども達に教えよう

“社会に出ると、一斉に何か情報を得て、仕事に取り組むことはまず無い”(工藤氏)

工藤氏は、利害関係のある他者と何かを繋ぎ合わせ、生み出していく力が必要だと語る。

“管理職に現場の声が届かないが、どうすればいいのか”(参加者)

井之上喬氏が専門とする「パブリック・リレーションズ」が示唆するのは、関係構築プロセスの重要性だ。

井之上喬CEO

“ターゲットへの発信手段を研究するべき”(井之上氏)

“「自分の思い通りに物事が運ばない状態」に陥ったときの打開策を、生徒たちに教育している”(工藤氏)

パブリックリレーションズをヒントに、現場改革の極意を探る。

#03 現状打破の方法を子ども達に教えよう

シリーズ 先を生きる

教育のイノベーターにスポットをあてたコンテンツシリーズ。押さえておきたい注目の取り組みをピックアップします。