【予告】高校AL改革のタネをまく 中島博司校長新連載

 (現時点での)「学びへの探究」の集大成。
数千人の校長を釘付けにした
アクティブ・ラーニングの実践論とは

全高長の研究協議会でプレゼンする中島校長
全高長の研究協議会でプレゼンする中島校長

今年5月にさいたま市で開かれた全国高等学校長協会(全高長)の研究協議会に登壇した中島博司茨城県立並木中等教育学校校長のプレゼンテーションは、全国から集まった数千人の校長を釘付けにした。

新学習指導要領や高大接続改革によって、高校教育が大きく変わろうとしている。
中でも従来の講義型から、アクティブ・ラーニング型への授業転換に、学校現場では戸惑いの声も上がっている。

そこで中島校長が提案するのが「AL指数」という考え方だ。

1時間の授業に少しずつアクティブ・ラーニングを取り入れていく。その意識付けに有効な手法と言える。

この他にも、論理力を身に付けさせる「R80(アールエイティー)」は学校現場だけにとどまらず企業などでも活用が広がっている。

これらはあくまで一例に過ぎず、わずか4年ほどながら、中島校長が提唱したアクティブ・ラーニングに関する教育手法は枚挙に暇がない。

そんなアイデアパーソンである中島校長だが、学習法に対する探究は、若かりし頃に手にしたある名著との出会いから始まった。

中島校長は自分自身を「タネまく人」と評する。高校改革が始まろうとしている今、そのタネが全国各地の高校で芽生えている。

連載は単なる教育メソッドの紹介だけではない。その背景にあるコンセプトや試行錯誤の過程なども含めた、(現時点での)中島校長の「学びへの探究」の集大成を詰め込んだ。

中島校長の新連載にご期待ください。

高校ALのタネ アクティブな学びを育てる学校経営論 【全10回】

教育新聞学校経営面で10月8日から連載開始予定

ALによる高校教育改革を咲かせる多彩な「タネ」が入っている

中島博司(なかじまひろし)

1959年滋賀県生まれ。1982年、筑波大学第一学群人文学類卒業。1983年に社会科(現、地理歴史科)教諭として茨城県立麻生高校に赴任。主に日本史を担当する。教諭時代に『はじめる日本史50テーマ』(Z会出版)をはじめ、教科書や教材、書籍を多数執筆した。

茨城県教委での指導主事を経て、2015年に同県立牛久高校の校長に赴任。現在、茨城県立並木中等教育学校校長。17年度まで全高長会の「教育課程研究委員会」委員長を務めた。

趣味は国内旅行。近年は校務や各地での講演の合間を縫って、美術館や展覧会に足を運んでいる。