効果的な教科書活用のため 「“新しい”教科書の使い方」中学校版を作成

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(公財)教科書研究センター
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(公財)教科書研究センターはこのほど、学習指導要領の趣旨に沿った教科書について、授業でどのように使ったら効果的かを各教科別に示した冊子「“新しい”教科書の使い方―よりよい授業づくりのために―中学校」を昨年の小学校版に続き作成した。

 各教科別(国語、社会、数学、理科、外国語(英語)、道徳)に効果的な使い方を示したもの。教科等横断的な学習のための教科書の使い方も活用例に挙げながら解説している。

 令和2(2020)年度からの新教育課程の実施、デジタル教科書の導入などの状況を踏まえ、同センターでは、教科書をめぐる学校現場の実態を検証し、全ての教師が、児童生徒にとってより分かりやすく、より興味深い授業を実現するためには教科書をどう使えば効果的なのかについて調査研究を行っている。

 この冊子はその研究成果の一端として、特に、若手の教師のために特定の教科について、学習指導要領の趣旨に沿った教科書の使い方、その例などを示している。同センターでは「本冊子を活用して、教科書をより効果的に使用してほしい」と思いを寄せている。

 この冊子は、同センターのホームページから無料でダウンロードできる。