2018年9月、アフリカ・ケニアにあるラム島からプラスチックゴミだけで作られた帆船、ビーチサンダル号が出航した。その完成するまでを描いた物語である。
プラスチックゴミによる海洋汚染、生き物への影響が深刻化する今、一人一人がプラスチックゴミを減らすためにできることを考え行動する必要がある。
ビーチサンダル号誕生のきっかけは、浜辺に打ち上げられた大量のゴミを目の当たりにした少年が、ゴミとなったビーチサンダルで船を作れないかな、と考えたことが始まりだ。
およそ10トンのプラスチックゴミと1万5000足分のビーチサンダルから完成した船の物語を通じて、知恵を出し合うことや協力することの大切さを考えるきっかけにしてもらいたい。