イギリスの物理学者、スティーブン・ホーキング博士が、絵本を通して子どもたちに宇宙の魅力を伝える。
「ブラックホールのなかは、どうなっている?」「星はいくつある?」「宇宙はどれくらい大きい?」「タイムトラベルはできる?」「エイリアンはいる?」などわくわくする投げ掛けが続き、その謎は巻末で解き明かされる。
後半では、「どうしたらおたがいにたすけあえる?」「地球をまもるためになにができる?」「すばらしい未来をつくるにはどうしたらいい?」などの問いが続くが、それらの問いに対する答えは描かれていない。読者自身で考え、自分なりの答えを探してほしいというメッセージだ。
ぜひ親子で、本書を手に取り合い、宇宙に興味関心を持つきっかけにしてもらいたい。