(一財)日本視聴覚教育協会はこのほど、優れた映像教材に対して贈る2024年度優秀映像教材選奨の最優秀作品賞(文部科学大臣賞)を決定した。受賞したのは、次の教育映像3作品である。
▽小学校部門(幼稚園含む)部門「小学生の情報モラル教室 スマホを正しく活用しよう!1巻 学ぼう!スマホのトラブルを防ぐマナーとルール」(特別活動/DVD/24分/東映(株))
▽社会教育部門「大切なひと」(家庭生活向/DVD/34分/東映(株))
▽教養部門「紬織 村上良子のわざ」(DVD/32分/(株)桜映画社)
また、優秀作品賞は教育映像で次の12作品が受賞した。
▽小学校(幼稚園含む)部門/「うみとりくのからだのはなし」(特別の教科 道徳/DVD/16分/東映(株))、「小学生の情報モラル教室 スマホを正しく活用しよう!2巻 考えよう!スマホを使った上手なコミュニケーション」(特別活動/DVD/23分/東映(株))、「SNSに何気なくのせたら?ネットの危険から自分を守る SNS防犯対策シリーズ」(特別活動/DVD/16分/(株)映学社)
▽中学校部門/「灰色の青空~薬物乱用の背景を見つめて~」(保健体育/DVD/22分/東映(株))、「国際理解・国際貢献を考える~台湾との絆~」(特別の教科 道徳/DVD/14分/東映(株))、「障害のある人の気持ち 私たちの一歩」(特別の教科 道徳/DVD/18分/東映(株))
▽高等学校部門/「SNSで巻き込まれる犯罪 危険を知って正しく使う SNS防犯対策シリーズ」(特別活動/DVD/21分/(株)映学社)
▽社会教育部門/「子どもがSNS犯罪に?巻き込まれないための対策 SNS防犯対策シリーズ」(家庭生活向/DVD/22分/(株)映学社)、「桂宮治と一緒に考える 高齢者お出かけ時の交通安全~歩行中・自転車乗用中の事故に遭わないために~」(市民生活向/DVD/20分/東映(株))、「『ながらスマホ』の危険性に迫る 一生の後悔を生まないために」(市民生活向/DVD/23分/(株)映学社)
▽職能教育部門/「いじめの構造を考える 孤立化 無力化 透明化 いじめ『考え、議論する道徳』シリーズ」(DVD/27分/(株)映学社)
▽教養部門/「日本文化の風景 古代への旅」(DVD/38分/(株)エクサインターナショナル)
この選奨は、学校教育・社会教育・産業教育の「教材」としての視点から選奨が行われ、1954年から長きにわたって実施されている。毎年、新作の教育映像および教育デジタルコンテンツのうち、すぐれた作品を選奨し、各部門の最優秀作品には文部科学大臣賞を贈呈している。
詳細は同協会ホームページ