第29回読後感想文コンクール入選作品が決まる 考えよう!わたしたちの快適な住まい

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日本総合住生活株式会社
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 中学校技術・家庭科副読本『考えよう!わたしたちの快適な住まい』の第29回読後感想文コンクールが実施され、厳正な審査の結果、入選作品が決定した。

 応募作品全5605編の中から、金賞は東京都府中市立府中第四中学校2年生の北村菜々香さんら10人に、銀賞は愛知県名古屋市立神沢中学校2年生の道平琴美さんら15人に、銅賞は奈良県奈良市立二名中学校3年生の藤田仁さんら25人に贈られることになった。

 中学校では技術・家庭科の家庭分野で住居について学習する。「快適な住まいとはどのような条件の下で得ることができるかを考えてもらおう」と、集合住宅の管理で知られる日本総合住生活株式会社(伊藤治社長)では、教材備品発行大手の株式会社全教図の協力を得て、この『考えよう!わたしたちの快適な住まい』(監修・小澤紀美子東京学芸大学名誉教授)を1996年から継続して刊行してきた。29年目となる2024年度は、全国の中学校を対象に20万部を無料配布した。

 今年度のコンクールには、自分と家族、周囲の人々にとっての『快適な住まい』を追究した優秀作品が多数寄せられた。

 小澤紀美子審査委員長は、「近年は自然災害が増え、地球温暖化への懸念がますます深まっている。今回の作品では、子どもたちが縄文人の暮らしや、昔ながらの住まいなどから学び、自ら課題を見出して、自分なりの解決策を考える探究の姿勢が見られた」と今年度のコンクールについて感想を述べた。