特定非営利活動法人日本語検定委員会主催の第16回「日本語大賞」の受賞者がこのほど決定した。毎回テーマが設定されており、今回は小学生・中学生・高校生の部が「私のまちを表す言葉」、一般の部が「ふるさとへの思い」だった。
小中高校生、一般からエッセー・作文など3963点の応募があった。その中から各部門で文部科学大臣賞が各1点選出された。日本語大賞は「日本語の美しさや言葉のもつ力を見つめ直したい」という願いから始まったもの。
文部科学大臣賞の受賞者は、次の通り。
▽小学生の部/東京都国立学園小学校3年・田中夢乃さんの「音」
▽中学生の部/シンガポール日本語補習授業校中学3年・土屋千紘さんの「私のまちロジャ」
▽高校生の部/埼玉県筑波大学附属坂戸高等学校1年・小田島誠慈さんの「一枚の壁が僕に教えてくれたこと」
▽一般の部/東京都・鈴木惠子さんの「ふるさと、汝を憎み、汝を愛す」
文部科学大臣賞受賞作品や審査結果の詳細は、ホームページを参照。