合唱コンクール指導の負担軽減に 練習サポートアプリがリニューアル

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株式会社エクシング
教育新聞ブランドスタジオ

 株式会社エクシング(本社:名古屋市瑞穂区、代表取締役社長:水谷靖)は、学校の合唱練習をサポートするスマートフォンアプリ「合唱練習JOYSOUND」を無料で配信している。教育現場の働き方改革に貢献するとともに、生徒の主体的な学びを支援し、音楽教育の質向上に寄与することが期待されている。より多くの楽曲に触れてほしいという思いから、同年8月27日からは期間限定で増曲中だという。

 教育現場では、教員の業務負担軽減・効率化が強く求められている。特に合唱コンクールは学校文化における重要な活動でありながら、教員にとっては多くの課題を抱える業務でもある。行事の準備や練習にかけられる時間が年々減少しており、従来の放課後や授業外の時間を使った練習スタイルが難しくなっているのが現状だ。また、音楽科以外の教員が合唱指導を任されるケースでは、戸惑いを感じるとの声も少なくない。同社が2022年に全国の教員516名を対象に行った調査では、「合唱指導を任されたらつらい」と感じている教員(「かなりつらい」「つらい」と回答)が全体の約70%に上り、多くが負担感を抱えている実態が明らかになった。

 「合唱練習JOYSOUND」は、こうした課題を解決するために、昨年リリースされ、学校現場からのフィードバックを基に進化を続けている。2025年秋には、苦手な部分を集中して練習できる機能の搭載も予定されている。

「合唱練習JOYSOUND」の主な機能は以下のとおり。

1.歌声録音・可視化機能

 録音した自分の歌声を確認し、音程のずれを視覚的に把握できるため、改善のヒントがつかみやすい。

2.採点機能

 JOYSOUND独自の評価システムで楽しみながら反復練習が可能。声量に自信がない生徒でも自信を積み上げることができる。

3.レベル調整機能

 ガイドボーカルや伴奏などの音量を調整できるため、レベルに合わせて取り組める。他パートの音も確認できるので、ハーモニーを意識した練習が可能だ。

4.グループ機能

 教員がグループを作成し、生徒をメンバーとして招待することで、各自の歌唱回数が確認可能に。練習状況の把握が容易になる。

5.(予定)シークバー機能

 歌いたい箇所に瞬時に移動できる機能。頭出しの手間を省き、時間を有効に使って練習できる。

6.(予定)ABリピート機能

 苦手な部分を区間指定し、その部分だけを繰り返し再生できる。特定のフレーズを集中的に練習し、効率よく上達をめざせる。

ガイドボーカルに合わせて歌う練習からハーモニーをつくる練習までを段階的に行い、苦手克服への個別対応が可能となることで、これまで以上に生徒の自発的な取り組みが引き出せると期待されている。自ら課題意識を持って練習するプロセスからは、音楽科における主体的な学びとの親和性も感じられる。

実際に同アプリを導入した学校からは、多くの声が届いている。

 「楽譜が苦手だから歌の練習は億劫(おっくう)だったが、音程バーが表示される形式はカラオケで慣れているので、楽しく取り組める」(生徒)

「音取り練習の際、生徒自身が歌った状態が線や点数で可視化できる画期的なツール」(音楽科教員)

 今後も、同アプリでより多くの楽曲や新機能を提供できるよう、有償化も視野にいれながらサービスの進化を進めていくというエクシング社。今後も音楽教育の質をさらに高め、「歌う楽しさ」を提供することを目指しているという。

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