茨城県の小学校教諭。青年海外協力隊の任期を終え、現場復帰
JICA海外協力隊として派遣されていた私は、配属先の地域開発センターで、こう提案した。ジブチの子供たちに、努力を継続することやチームワーク、ルールの順守について学んでほしいと考えたからだ。また、センターの職員にも「教育」という視点をもって、アクティビティーを実施してほしかった。
開発途上国での生活は日本での生活と大きく異なり、衝撃を受けることが多々ある。私がジブチに来てジブチ人との生活の中で、まず初めに衝撃を受けたことの一つが、「ごみはごみ箱へ」ではなく、「その場にポイ捨てする」ということであった。
「世界一暑い国」「夏の最高気温は50度を超えることも…」。インターネットで調べると、ジブチはこのような言葉で説明されていた。実際に空港に降り立ったときの、あの「ムッ」とした暑さ、まるでサウナの中にいるようなあの暑さが忘れられない。「これから約2年間、自分はここで生活していけるのだろうか」と不安になったのが、今でも思い出される。
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