ストップいじめ!ナビ副代表
私たちの元には、教師側の「反論」の声も届いた。まず、校則は必要という意見。「校則のある学校を選択したのは生徒自身」「体罰が規制されたからこそ校則が必要になった」「行き過ぎではない校則は絶対必要」――などだ。
理不尽な校則や指導について、これまで事例を交え紹介してきたが、今回は少し視野を広げて「校則といじめ」を考えたい。 まずは、その相関を示す図を見てほしい。これは「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」の調査の、いじめと校則体験に関する結果だ。
最近、「校則」に関する話題を見聞きすることが多いのではないだろうか。髪型や服装の規定だけでなく、携帯電話や化粧品の持ち物規制、休憩時間の過ごし方、登下校時の振る舞い、恋愛禁止やSNSの使い方など、学校ごとにさまざまな「ルール」が存在する。 そんな中、2017年末から「ブラック校則」という言葉が、ネットや報道で盛んに取り上げられている。その発信源は「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」だ。社会課題に取り組むメンバー数人が発起人となりスタートした。私はその発起人の一人である。
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