スウェーデンの保育士
筆者の勤務するスウェーデンの野外プリスクール(幼保一元化された施設)は、ストックホルム郊外の緑豊かな地域に11園ある。どの園庭にもコンポストや対話のためのベンチ、そのそばにたき火台がある。国際認証エコスクールとして、森や園庭での遊びや実験を通した環境教育に取り組んでいる。子どもたちは体験を通して環境への理解と知識を深め、持続可能な社会とは何かを学ぶのだ。
スウェーデンのプリスクール(幼保一元化された施設)では、子どもの権利条約を土台にして、「人権の尊重や民主主義の基本的な価値観を培う」という教育理念を実践している。筆者の勤務先である野外プリスクールでは、森や草原に囲まれた自然を生かして、冬以外は食事や午睡も野外で行っている。子どもたちは四季折々の環境を肌で感じながら、仲間たちと民主主義を実践している。
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