津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。専門は比較国際教育学、高等教育
フィンランドに「キュラコウル(村の学校)」という言葉がある。この言葉は、単に「村にある学校」を意味するのではなく、「小さな学校」という意味も含んでいる。フィンランドでは、人口密度が低い中でも学校を広く点在させることによって密な「学校網(学校の地理的な配置を指す概念)」を構築し、誰もが近隣の学校で最善の教育を受けられるように教育制度が作られてきた。
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