全国の学校現場には膨大な業務や画一的な学校文化に疲弊し、限界を感じている教師もいる。そんな中、大阪市立大空小学校初代校長の木村泰子氏と、大阪府立西成高校の山田勝治校長は「教師に限界はない」と言い切る。さらに「自分たちにはできないことがあるという事実を自覚してほしい」「自分だけで何とかしようとせず、もっと周りを頼ってほしい」と、教師にメッセージを送る。
文科省の調査によると、2020年度に自ら命を絶った児童生徒は415人に上り、過去最多を記録した。こうした状況がある中、子どもが安心できる学校づくりをどう進めればよいのか。大阪市立大空小学校初代校長の木村泰子氏と、大阪府立西成高校の山田勝治校長による対談の第2回では、両氏がこれまで出会ってきた子どもたちとのエピソードを基に語り合ってもらった。
子どもの幸せとは何か――。教員であれば、誰もが一度は考えたことがある問いだろう。教育新聞では1月15日、「子どもの幸せ」をテーマにオンライン対談会を開催。ゲストに大阪市立大空小学校初代校長の木村泰子氏と、大阪府立西成高校の山田勝治校長を招いた。木村氏は「私たち教師は学校という場所で、子どもたちにどれほどの安心感を与えられているだろうか」と問い掛ける。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください