全10回という短い期間でしたが、ここまで読んでくださって心より感謝いたします。最終回は、私が教師として楽しく充実した日々を過ごすために何を大切にしていたかを少し述べてみたいと思います。
車で奈良公園付近を通ったとき、横断歩道で修学旅行らしき児童を引率している先生を見かけました。子どもたちに声を掛けつつ、横断歩道前で停車しているこちらにも頭を下げて安全に渡らせていました。
学校での大きな行事の一つ、野外活動。林間学校や臨海学校もこの類いですが、先生にとっては体力・準備・段取りの祭典(めちゃくちゃ大変という意味)です。
「教育実習って、何を着ていけばいいのですか?」 この質問、実習を控えた学生さんからよく寄せられます。現役の先生からも、「最近の実習生の服装は…と、職員室で話題になってるんです」なんて愚痴を聞きます。
「まさか、ヨレヨレのTシャツで式に出ようとしていませんよね?」 私がInstagramのリールでお話したときの冒頭の言葉です。もちろん、冗談交じりにではありますが、「始業式」という言葉にはやはり式としての厳かさと、「見られる日」としての大切な空気感があります。
「遠足の服装?動きやすさ優先では?」と思われるかもしれません。そうです、「動きやすさ優先」で正解です。正解ではありますが、「動けたら何でもOK」で済ませるのはちょっともったいない。
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