私塾「いもいも教室」で、試行錯誤する学びをプロデュースする井本陽久教諭。「子供がかわいくてしかたがない」と楽しそうに話す井本教諭は、どのような教師観に基づき教壇に立っているのだろうか。30年間の教師人生を振り返りながら、今の時代に求められる教師像を語ってもらった。(全3回)
私立栄光学園中学高校(神奈川県鎌倉市)の井本陽久教諭が主宰する私塾「いもいも教室」。中学生を対象に都内や横浜市内などで開催し、教科学習を超えて生徒一人一人の「考え方」や「感じ方」に焦点を当てた学びを展開する。不登校など困難を抱えた生徒も「頭の中は、いもいものことが99.9%」と話すなど、人気は高い。なぜ、子供たちは「いもいも教室」で輝けるのか、学校現場の課題とともに人気の理由を探る。(全3回)
井本陽久教諭、生徒からの愛称は「イモニイ」。約30年間にわたり私立栄光学園中学校・高等学校(神奈川県鎌倉市)で数学教師として教壇に立ち、今年4月からは私塾「いもいも教室」(都内や横浜市などで開催)の活動に注力する傍ら、同校の非常勤講師も務める。そんなイモニイの授業には、全国各地から見学に訪れる教育関係者が後を絶たない。
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