2001年に起きた池田小事件では、開いていた入り口から犯人が侵入したことから、学校の安全管理の在り方も問われた。付属学校の性質上、一般的な公立校と異なり、子供たちは受験を経て入学し、制服を着て校区を超えて通ってくる。自分たちが住むまちに存在しながらも接点のない「特別な学校」は、周囲の住民や地域の無関心を生み出しやすい。そして無関心は、犯罪を呼び込む。
学校安全のリデザイン 災害、事件、事故から身を守る</a><hr />2019年はさまざまな事件や事故、災害が発生した年だった。特に、相次いで上陸したかつてない規模の台風には、多くの人が安全や危険に対する認識を変えたのではないか。わが家を揺らす風雨に身を縮め、不安を肌で感じたことだろう。
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