公教育のプログラミング教育を推進するNPO法人「みんなのコード」の指導者養成主任講師として、全国各地の学校で研修を行ってきた元小学校長の福田晴一氏。学校の内側と外側の両方から関わってきた中で、今の学校はどのように映っているのか。コロナ禍における休校で、オンライン授業を経験した子供たちを「禁断の実を食べた子供たち」と表現する福田氏に、その真意を聞いた。(全3回)
今年度から小学校でプログラミング教育がスタートした。これまで全国各地で導入準備が進められてきたが、指導者の養成やICT環境の整備面で、十分ではない学校や地域も多いのが実情だ。公教育のプログラミング教育を推進するNPO法人「みんなのコード」の指導者養成主任講師として、全国の学校で研修を実施してきた元小学校長の福田晴一氏は、どのような形でプログラミング教育の普及を進めてきたのか。
コロナ禍における休校で、学校のICT環境の脆弱(ぜいじゃく)さが浮き彫りになった。子供たちの生活はどんどんデジタル化しているのに、学校教育のデジタル化は遅々として進まない。そんな中、小学校の校長を定年退職後、61歳にしてIT業界に再就職し、プログラミング教育普及のために全国の小中学校を飛び回っているのが福田晴一氏だ。
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