プログラミング教育を各教科に導入することの醍醐味(だいごみ)は、手を動かし、試行錯誤して、つくりながら学ぶ学習が入ることだと考えます。 手足を動かして考えることにより、思考が身体化する。抽象的な思考から一歩飛び出し、自分でも気が付かなかったことに気付かされ、アイデアを生み出しやすくなる。そのような経験は誰もが持っているのではないかと思います。
今後はコンピュータを使わない仕事はなくなると言っても過言ではないでしょう。農業では、作物の生育状況をコンピュータが管理し、夜間に農業機械を走行させ、ドローンで農薬をまくなどして、効率的に高品質の作物を育てることが可能となりました。
新しい技術の発明は社会を変化させてきました。18世紀末の蒸気機関の発明は第1次産業革命を起こし、世界に機械化、工業化の波を起こしました。19世紀後半には電力を用いた大量生産化をもたらす第2次産業革命が、そして、20世紀後半にはコンピュータ技術の発達により自動化を促す第3次産業革命が起こりました。
社会の構造が大きく変化する中で、その変化に立ち向かいながら情報技術を使いこなし、世界中の多様な価値観の人と協働し、新しい価値を創造する力が今まで以上に必要となります。そのような考えの下、2002年にNPO法人CANVASを設立し、プログラミング教育など、子どもたちの創造力とコミュニケーション力を育む活動を産官学連携で推進してきました。
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