他人がつくったモチベーションに操られては駄目だ――。公立・私立の小中高の教諭を経て起業し、起業家支援や地域活性事業などを手掛ける大西正泰氏は、昨今の学校教育についてこう語る。目の前の児童生徒は自身のモチベーションをしっかり見極め、学習に臨めているのだろうか。モチベーションをコントロールし、自分の価値を最大化できる人材を育むために、学校現場に求められることは何なのか。
起業家教育の第一人者である元教師の大西正泰氏は、現在は一起業家として、起業家育成や地域活性化など多彩なプロジェクトを手掛けている。教師時代から「自分で自分の人生をコントロールできることを伝えたい」との信念を持ち、活動してきた大西氏。インタビュー2回目では、教師を志したきっかけや、学校現場を飛び出して知った社会との温度差などの話を基に、教師が困難に立ち向かう姿勢について考える。(全3回)
子供たちに、チャレンジ精神や創造性を育むと言われる起業家教育。20年以上前にその有効性に気付き、地方の学校で実践し始めた大西正泰氏。徳島県や大阪府などの小中高校で教鞭(きょうべん)を執った後、退職して自らが起業し、起業家支援や地方を活性化させる「街づくり」に従事してきた。コロナ禍で一層不透明になった混乱時代を、子供たちはどのように生きていくべきか。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください