50項目以上の業務を見直すなど、大胆な学校改革を進めてきた大分大学教育学部附属小学校。教職員の負担が減り、子供たちと向き合う時間が大幅に増えたことで、さまざまな変化が学校にもたらされたという。時松哲也校長へのインタビュー最終回は、改革後に現れた子供たちの変容と、コロナ禍において新たに進めている業務改善について聞いた(全3回)。
大胆な働き方改革を実行するためには、時間の外枠を決める必要がある――。大分大学教育学部附属小学校の学校改革を推進してきた時松哲也校長は、そう語る。毎日、全教職員が午後6時45分までに退庁するなど、今の学校現場では「不可能」だと思われていたことを次々と「可能」にしてきたわけだが、どのような手法が取られてきたのか。
全員が午後6時45分までに退勤、職員会議の廃止、大学附属校なのに独自研究を基にした公開研の廃止、夏と冬に各10日連続の閉庁日の実施――。50項目以上の業務を見直し、削減した大分大学教育学部附属小学校の学校改革が今、多くの教育関係者から注目されている。
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