子どもの基本的人権を国際的に保障する「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」には、「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」が定められている。子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、大人はその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮しなくてはならない。
前回は、コロナ禍における子どもたちのストレス症状の現状を紹介した。コロナ禍でもそうでなくても、人生はストレスであふれている。大切なのは、ストレスと上手に付き合っていく方法を、子どものうちから正しく身に付けることである。今回は、子どもたちがストレス症状とどのように向き合い、対処しているのかに着目した。
前回は、「学校に行きたくない」子どもが約3割いるというデータを、子どもたちの声とともに紹介した。他にはどのようなストレス症状が出ているのだろうか。
新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)流行下において、感染症そのものによる健康被害はそれほど大きくないと考えられている子どもたち。しかし、2020年春の突然の休校に始まった一連の生活変化は、子どもたちの心身の健康に少なからず影響を及ぼしている。
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