プロジェクトのライフサイクルは、大きく三つの段階に分かれます。最初が誕生期、次が成長期、最後が円熟期です。 誕生期はプロジェクトを進めるための仮説を立てる時期です。プロジェクトは目標に至るまでのプロセスに多くの未知をはらむため、筆者はここでは計画ではなく仮説という言葉を使います。
PBLでは、学ぶべき事柄を先に示すことはありません。先に学んでからそれが身に付いているかを測るテストを行うのが従来の教科学習だとするならば、PBLは先にプロジェクトがあり、その目標を実現するために学ぶべき事柄、起こすべき行動を決めていきます。あるいは、プロジェクトを進めながら必要な知識や技能を習得していかざるを得ません。
プロジェクトが失敗する主な要因は、「未知であること」「限られた時間や資源であること」「他者と協働すること」にあります。
PBL(Project Based Learning)に取り組む教師の皆さんにとって、プロジェクトとはどのようなものを指すでしょうか。 筆者は20年近く企業のプロジェクトマネジメントに携わっており、近年はプロジェクトを進めるための人材育成施策として、企業内でPBLに取り組む支援コンサルテーションも行っています。
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