この3月まで市立札幌大通高校の商業・情報科教諭として、教科横断型のPBL「ミツバチプロジェクト」や、キャリア探究学習「アニマドーレ」など、社会に開かれた教育課程を実現してきた西野功泰(よしやす)氏。4月からは札幌市教委の指導主事として、現場で培ってきたつながりを生かしながら、新しいミッションに挑んでいる。西野氏が取り組んできた「大人の学びの場」が札幌市にもたらしている効果、これから教育委員会で取り組んでいきたいことについて聞いた。(全3回の最終回)
3月まで勤務していた市立札幌大通高校で、数々の「社会とつながる教育実践」に取り組んできた札幌市教委の西野功泰(よしやす)指導主事。道立の教員だった西野氏が、札幌市立高校の教員採用試験を受け直してまで、同校で働きたかった理由は、「社会に近い、開かれた学校」というコンセプトに強く惹かれたからだった。自身は社会とのつながりが皆無だったというが、そうした状況からどのように実践を展開してきたのか。その軌跡を聞いた。(全3回の第2回)
社会とつながって教育活動をすれば、いろいろな人にパスを出しながら生徒の可能性を伸ばすことができる――。この4月から札幌市教委で新たなスタートを切った西野功泰(よしやす)指導主事は、3月まで市立札幌大通高校(定時制、三部制、単位制)で、キャリア教育や課題解決型学習(PBL)、教科横断型学習など、数々の外部連携プロジェクトを実践し続けてきた。多くの実践のベースとなった同校の「ミツバチプロジェクト」と、社会とつながる教育実践の中で、西野氏が大切にしてきたものを聞いた。(全3回の第1回)
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