今回は、「お子さんが困った行動をしているときはあまり注目をせず、良い行動をしているときに注目して褒める」という、行動の原理に基づいた対応の重要性を解説します。
今回は、応用行動分析(ABA)の基本的な考え方である、環境と行動の関係を分析する方法を紹介します。
前回、発達障害の子供たちの支援において成果を上げている応用行動分析(ABA)について少し触れました。今回は、ABAの考え方を教育に生かすポイントについて、紹介していきます。
発達障害は、数が増えていると言われています。厚労省が定める発達障害の一つ、「自閉スペクトラム症(以下、自閉症)」は、こだわりや興味の幅の狭さ、社会的なコミュニケーションの困難さなどを特徴とする先天的な脳の機能障害ですが、米国の疾病管理予防センター(CDC)の2012年の調査で88人に1人という結果が出て、世界に驚きを与えました。さらに2年後、同じくCDCの14年の調査では、なんと68人に1人という結果が出ています。
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