自己肯定感が、未来を描く土台になる――。共愛学園前橋国際大学の大森昭生学長は、これからの時代に必要な力の一つに自己肯定感を挙げる。諸外国と比較しても目立って低い日本の若者の自己肯定感は、どのように育んでいけばよいのか。「本学の学生は社会に出て学んでいる。実社会でのチャレンジを通して、自分が“社会に果たせる役割”を感じることで、学生たちは未来を描き始めることができるようになる」と大森学長は話す。同学の学びの実践からそのヒントを探る。(全3回の最終回)
赤城山を自転車で周ってスローシティ構想に携わったり、限界集落に居住するおじいちゃん、おばあちゃんの「孫」になったり――。共愛学園前橋国際大学には、こうしたユニークな「地学一体の学び」がある。大森昭生学長は、地域の課題解決やまちづくりに関わる学生の成長と変化をどう見ているのか。大学の在り方が問われたコロナ禍に学長自らが立ち上げた「ニューノーマルな大学の姿を描くためのPBL」も含め、話を聞いた。(全3回の2回目)
「大学ランキング」(朝日新聞出版)において、群馬の小さな私立大学が上位に入り、注目を浴びている。「学長からの評価ランキング—教育面で注目」では4位、「注目する学長ランキング」でも4位にランクインしているのが、共愛学園前橋国際大学だ。学部は「国際社会学部」の1学部のみ、全学生数も1100人程度の小さな大学が、なぜここまで評価されているのか――。大森昭生学長へのインタビューを通じ、「飛び立たないグローバル人材」などユニークな教育の中身に迫った。(全3回の1回目)
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