2022年度に高校でスタートする「総合的な探究の時間」に先駆ける形で、昨年度から教科として「探究科」をスタートさせた追手門学院中・高等学校。その立ち上げにおいて中心的役割を果たしたのが、「探究ドライバー」の池谷陽平教諭だ。インタビュー最終回(全3回)は、探究的な学びにおける評価の在り方や、生徒の姿から感じた「探究」の定義を聞いた。
昨年度から教科として「探究科」をスタートさせた追手門学院では、中学校、高校共に各学年週2時間ずつ、同教科が設定されている。プロジェクトの推進役を担うのは、「探究ドライバー」の池谷陽平教諭をはじめとする6人のチーム。「探究」で何をすればいいのか分からずに戸惑う教員も多い中、同校の「探究科」の授業プログラムを、どのように構築してきたのか。
高校でも2022年度の入学生から、新学習指導要領が実施される。「総合的な学習の時間」は「総合的な探究の時間」に変わり、さらには「古典探究」や「地理探究」といった「探究」と名の付く科目が7つもスタートするなど、予測困難なVUCA時代に必要な学びとされる「探究」が改訂のキーワードになっている。
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