今春、北海道の広大な自然に囲まれた場所に開校した公立高校、北海道大空高校。来年度に迫る高校の新学習指導要領への移行を前に、同校の斬新で革新的な取り組みが注目を浴びている。率いるのは、はかま姿がトレードマークの大辻雄介校長。予備校の講師や民間企業でのICTサービスの開発など、ユニークな経歴が目を引く大辻校長は、これからの高校教育のキーワードは「探究」だと強調する。
公立高校ながら、1人1台端末の活用があらゆる場面で行われている北海道大空高校。今春開校したばかりの同校で、端末の活用を重点目標に掲げる大辻雄介校長は、もともとICT教育の専門家だ。これまでベネッセで遠隔授業サービスを開発してきたほか、島根県や高知県の学校ではICT化に携わってきた。
世界と地域をつなぐ大空で、路(みち)を切り拓く飛行機人になる――。今春、北海道網走郡に、こんな壮大なスローガンを掲げる公立高校が誕生した。網走湖や藻琴山など、北海道の豊かな自然に囲まれた北海道大空高校だ。率いるのは、ベネッセコーポレーションで遠隔授業サービスなどを開発し、現在も「スタディサプリ」で数学講師を務める民間人校長の大辻雄介氏。
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