特別支援学校・東京都立青峰学園で、中学部・高等部の生徒と日々向き合っている菱真衣教諭。ICTを駆使した授業を得意とする一方で、肢体不自由教育部門の教務部副主任として授業カリキュラムの見直しを進めるなど、学校の核となる役割も担っている。教員5年目とまださほどキャリアも長くない菱教諭が、どう日々の業務と向き合い、生徒や同僚、保護者からの信頼を得てきたのか。
特別支援学校都立青峰学園で肢体不自由や知的障害のある生徒を指導する菱真衣教諭。これまでARや3Dスキャンを活用した展示会や、トイドローンを使った動画撮影など、さまざまなツールを駆使した実践を重ねてきた。もともとICTに興味がなかったという菱教諭が授業アイデアを練るために重宝しているのは、中高生に人気の動画アプリ「TikTok」だという。
肢体不自由や知的障害のある児童生徒が通う特別支援学校・東京都立青峰学園では、いち早くICTを駆使した授業実践や学校生活を実現した。中心メンバーの一人として進めたのは、教員5年目の菱真衣教諭だ。「以前は、パソコンが嫌いだった」と明かす菱教諭だが、「生徒たちが日々の学校生活の中で、ICTを広げていってくれた」と語る。(全3回の1回目)
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