多くの人にとって、部活動はとても身近な存在です。中学校に進学したら部活動に入ることが当たり前だと思っている人も少なくないでしょう。しかし、そもそも部活動とはどのようなものなのか、今回はこの「当たり前」を超えて考えてみたいと思います。
昨今の部活動改革の大きな背景となっているのが教員の過重負担です。今回はその現状をまとめます。 まず、部活動が教員の仕事か否かという点ですが、これは半分イエスで半分ノーと言えます。勤務時間内(17時頃まで)であれば、校内のそのほかの分掌と同様に校長が命じて担当してもらうことが可能です。
「ブラック部活動」という言葉を聞いたことがありますか? 聞いたことがない方でも、「ブラック企業」であればご存じだと思います。「ブラック部活動」と聞いてどのような部活動を思い浮かべるでしょうか。おそらく人によって、想像する内容が異なるのではないかと思います。今回はその曖昧さについて、整理します。
今、部活動が大きな転換期を迎えています。これから部活動は、どのように変わっていくのでしょうか。そして、その変化の行き着く先はどのような未来なのでしょうか。日本の教育や社会を少しでも良いものにしたいと思い、本連載では部活動に関わるさまざまな問題点を概観しながら論点を整理し、部活動について共通認識を持ちながら対話ができるようになることを目指します。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください