ガラス張りの博物館をイメージした外観に、デジタルとアナログを融合させた“探究する校舎”を備える鳥取県の青翔開智中学校・高等学校。織田澤博樹校長は、どんな未来を見据えて学習環境をデザインしていったのか。インタビューの最終回は、民間企業から教育界に転身した当時、学校現場に感じたことや、地方の学校がこれから担う役割について聞いた。(全3回)
鳥取県の青翔開智中学校・高等学校では、独自の教科「探究基礎」を通じて中学1年から段階的に探究を学び、高校2年では丸1年かけて個人探究に取り組む。近年では生徒の半分以上、多い年には8割近くが探究学習の成果を生かして大学に進学をするなど、探究学習が生徒のキャリアデザインにも大きく関わっている。
デザイン思考を取り入れた探究学習が、全国の教育関係者から注目されている鳥取県の青翔開智中学校・高等学校。その探究学習を中心になって作り上げてきたのが、民間企業でプランナーなどを務めた後、教育界に入った織田澤博樹校長だ。
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