高校の情報科への危機感から、埼玉県の高校を退職して鹿児島県の情報科教員になった春日井優教諭。大学入学共通テストに情報が入ったのは必然だと指摘する一方で、試験のための勉強ではなく、他教科とも連携して「使ってみる」機会を増やしていくことが大事だと説く。インタビュー最終回では、情報科の今後の方向性のほか、埼玉から鹿児島に異動した経験を踏まえ、教員のキャリアの在り方についても聞いた。
高校の情報の充実のために、埼玉県の高校を退職して鹿児島県の情報科教員となった春日井優教諭。背景には、情報科教員の配置が進まない現状があったという。インタビューの2回目では、他教科の教員が掛け持ちで受け持たなければならない状況からの脱却について、具体的な方策・改善策を聞いた。
埼玉県の公立高校の情報科教員として30年以上勤務してきた春日井優教諭は、2023年4月から鹿児島県の教諭となり、進学校の県立鶴丸高校で教壇に立っている。52歳での突然の転身に、春日井教諭を知る人たちからは驚きの声が上がったというが、きっかけは情報科の現状に対する強い危機感だったという。
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