野球を楽しむことを第一に掲げる少年野球チーム「練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブ」を立ち上げた中桐悟さん。「子どもの野球離れ」と言われる現状について、「野球が子どもから離れていっているのでは」と疑問を投げ掛ける。インタビュー最終回では、少年野球が抱える課題、とりわけ指導者確保の問題を中心に聞いた(全3回)。
中学時代に指導者からのパワハラを受けて野球部をやめてしまった中桐悟さん。社会人になって参加した草野球で「やっぱり野球は楽しい」と実感したことが、楽しむことを第一に掲げる少年野球づくりにつながっているのだという。インタビュー第2回では、チーム設立に至る経緯のほか、子どもを取り巻くスポーツ環境の課題などを聞いた(全3回)。
東京都練馬区で2021年4月に設立された少年野球チーム「練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブ」が、全国から注目を集めている。「保護者の業務負担一切なし」「罵声や高圧的な指導を完全禁止」「勝利至上主義の否定」など、従来の少年野球と一線を画した9つの約束を掲げるなどして、関東一円から入会希望者が殺到している。部活動の地域移行で受け皿となる地域スポーツの在り方も課題となっている現在、少年スポーツの現状と課題などを同クラブ代表の中桐悟さんに聞いた。
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