音読・音声 文溪堂

【協賛企画】2024年度 小・中学校副読本・補助教材特集
株式会社 文溪堂
教育新聞ブランドスタジオ

音読詩集 1~6年

1 おひさま 2 ほしぞら 3 こもれび

4 かがやき 5 きらめき 6 ともしび

監修 工藤 直子 白石 範孝

こえを前に ことばを心に

 「こえを前に ことばを心に」。このフレーズには、音読詩集を音読活動用の作品集にとどまらないものとしたいという願いが込められています。この詩集では、それぞれの詩がもつ性質を分析し、「声づくり」「きまり」という二つに作品を分類し、収録しています。「声づくり」に分類される作品は、声に出す楽しさや言葉の面白さなどを感じながら、発声や滑舌を鍛え、声をつくることに適している詩です。また、「きまり」に分類される作品は、繰り返しや比喩など、詩に使われている表現や技法に着目し、その効果を理解することで、詩から受けるイメージを論理的に読み解くことを目的とした詩です。このように分類することで、詩をただ読むだけではなく、より効果的な音読が可能となります。

 また、監修者の詩人・工藤直子先生の詩を集めた「のはらのせかい」から始まることにより、子どもたちが詩に親しむ足がかりとしています。工藤直子先生のやわらかく温かな詩の世界に触れることで、子どもたちには「詩って、おもしろいな」「もっといろいろな詩を音読してみたいな」と、わくわくした気持ちを感じてもらえる構成となっています。

 情緒的に、また、論理的に詩を読み解き、声をつくり頭と心を育てる。あるいは、声を出し、聞く姿勢が形成されることで育成された人間性を、学級づくりにつなげる。それが「音読詩集」のコンセプトです。

《特色》

 ◆監修者の詩人・工藤直子先生の詩を集めた「のはらのせかい」で始まる詩の世界。◆収録作品を、作品の性質から「声づくり」「きまり」の二つに分類して掲載。(「声づくり」…発声や滑舌を意識し、声をつくることを目的とした作品「きまり」…表現や技法、その効果に着目することを目的とした作品)◆伝統的言語文化に触れる「日本語の文化」コーナーでは、言葉遊びや俳句、短歌、古典などを収録。赤刷り教師用書には、範読用の音源に簡単にアクセスできるQRコード付き。※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。◆赤刷り教師用書には、「音読のための10の観点」と「指導のポイント・指導例」などをくわしく提示。◆児童の発達段階に応じた音読指導を解説した、別冊教師用冊子「音読詩集 指導のてびき」付き。

詳細:株式会社 文溪堂

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