仙台市で小学校教員として勤務。現職教員制度を利用し、JICA海外協力隊としてパラオに赴任
私の勤めるパラオのコロール小学校では、10月にパラオ版運動会が行われる。保護者も参観し、競技だけでなく開会式や表彰式も行われるなど、日本の運動会スタイルが定着している。9月になると学年の先生と相談しながら学年で行う競技を決めていくのだが、各学年団体競技を2種目、8学年あるので全部で16種類の団体競技が必要だ。
2018年7月、パラオで一番大きな公立小学校に派遣された。全校児童は800人ほど。パラオでは小学校で8年間学び、その後は高校へと進学する。パラオの公立学校で体育科教育が始まったのは07年ごろで、専科の教員が指導することが多い。新設された教科なので、教育省が行ってほしい体育の授業と現場で行われている授業に大きな乖離(かいり)があるのが実情だ。
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