札幌市立小学校教諭
過度に大人の指示を待つ子が生まれてしまう要因は、それまでの大人の関わり方が大きく影響しています。特に、周囲と同じ行動を取ることが暗に推奨されてきた学級文化が根付いていると、指示を受けて動くことが当たり前になってしまいます。
子どもたちが学習中に自己選択・自己決定をした場合も、当然うまくいかないことがたくさん起こります。失敗に過度に落ち込み過ぎてしまう子は気持ちの下降に敏感で、挑戦しなかったり、簡単過ぎて成長に結び付かない課題に取り組んだりする傾向があります。
授業中の子どもたちの私語についてどのように関わっていますでしょうか。特に自由進度学習のような学習者主体の授業形態では、一斉授業よりもはるかに私語のハードルが低くなります。
子どもが教室を離れる要因は実に多様です。ただ「教室には居たくない原因がある」ということだけは推測できます。
学校生活の中で、よく注意されたり、困ったりしてしまう子に多く見られる特性として、「めんどくさがり」が挙げられます。「提出物の提出が遅れたり・出せなかったりする」「整理整頓が難しい」「持ち物の準備をよく忘れる」…。
子どもの目がキラリと輝く瞬間に立ち会えたとき、それは教師にとって最もうれしい場面の一つではないでしょうか。「そういうことか!」「もっと知りたい!」という声が上がり、表情にぱっと光が差し込むあの一瞬。
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