「こいつ、注文多いな?!」 私の英語の授業で、ある女子学生から発せられた言葉です。課題は「旅行に行く際の服装についてアドバイスを求める男子大学生からの相談」という設定で書かれた英文を読み、旅行プランや相談者の好みに合わせてコーディネートを提案するというものでした。
「洋楽解説の宿題って、必ず和訳しなきゃ駄目ですか?」今年度、私の授業の宿題として、多くの学生が洋楽の歌詞を翻訳しているのですが、和訳を考えるより、歌詞に出てくる単語や熟語の意味・用例を学ぶ方が楽しいと思ったある学生からこのような連絡が来ました。元々、(洋楽に限らず)英語のコンテンツに触れ、それを授業でクラスメートに紹介するという課題なので、「どう触れるか」は自由だと伝えました。
私が勤める大学には、英語がすごく苦手な学生も来ます。そういう学生には、基礎的な文法・語彙(ごい)から英語を学んでもらいます。手前みそですが、いつからでも、好きなところから英語を学べる体制があるのは良いことです。
今回、「見取り」をテーマに連載を書くにあたって、「教師が培ってきた『暗黙知』をどのように可視化し、継承していくか」という挑戦的な課題をいただきました。教師の知識や技能を「可視化し、継承」すると言うと、先輩教員がやっているのと同じことを経験の浅い教員もできるようにするというイメージで捉えられるでしょうか。
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