2017年度に実施された国内のギャンブル等依存に関する疫学調査では、過去1年間のギャンブル等の経験等で、ギャンブル等依存症が疑われる人の平均年齢は46.5歳となっていました。ところが、23年度に厚労省が発表した「ギャンブル障害およびギャンブル関連問題の実態調査」では、ギャンブルを習慣的にするようになった年齢は20代が52.1%と最も多く、続いたのはなんと10代の27.7%でした。このように、現代ではギャンブル問題の若年化が非常に大きな問題となっています。このままでは高校生の間にギャンブル問題がまん延するのも、時間の問題だとわれわれは考えています。