本連載も最終回となりました。最後のテーマは、ここ最近、私が教師の自己研鑽において最も重要と考えている「自己分析」についてです。 自己分析とは、「自分の特徴や長所・短所、価値観などをつかむこと」と捉えてください。なぜこれが自己研鑽において最も重要かというと、自己分析ができていなければアドバイスや教育書などから得た情報なども全て意味がなくなるばかりか、逆効果を招くことさえあるからです。
今はSNS全盛の時代です。Facebook、Twitter、Instagramなど、さまざまなSNSが人々の生活の一部として根付いています。教員の世界にもSNSが少しずつ進出してきています。
前回の記事で「サークルや研究会に参加・所属すべき」ということを述べました。しかし、最近は「身近にサークルや研究会がない」という声をよく耳にします。確かに、昨今の多忙化などにより、サークルや研究会は減ってきており、活動が縮小されているようなケースもあります。「身近にない」と感じても不思議ではありません。
教師が一人で力量を高めていくのには限界があります。同じ志を持つ仲間を得たり、模範となるメンター(師)と出会ったりすることがとても重要です。 そうした良き出会いを得られるのがサークルや研究会です。教師が力量を高めるには、これらの集まりに積極的に参加したり、継続的に所属したりすることが重要だと思います。
今回のテーマは読書です。読書をすれば教師としての力量がすぐに上がるわけではありませんが、力量の高い教師で読書をしていない人はいません。それくらい教師の自己研さんに読書は不可欠です。
コロナ対策のため、基本的にはペアやグループでの活動ができず、一斉授業を行わざるを得ない状況だと思います。しかし、小学生にとって、特に低学年の子供たちにとって、45分間の一斉授業というのは集中を保つのが難しいものです。
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