前回、自校の教員が作成したオンライン動画をホームページから学園生に配信したことについて紹介したが、どの学園生が閲覧しているかどうかを確認する手段はなく、全体的なアクセス数を確認する程度であった。しかし、担任としては休校が長期にわたる中で子供たちがどのような生活を送り、どんな悩みを抱えているのかを把握したいところであった。
担任教師によるオンライン動画配信の経緯は前回お伝えしたが、今回はその内容について詳しく紹介する。 オンライン動画を自校で制作するには、各教員の協力が不可欠であった。動画配信までには、動画内容の検討、動画の収録、動画をホームページにアップ、アップしたことを家庭にメールで配信など何段階もの工程が必要となる。
3月の休校の時点では、4月からは暖かくなるので、インフルエンザのようにコロナも終息すると安易に考えていたが、改善するどころか深刻さが日に日に増していった。そのため、4月の新学期からの再開も難しいのではないかと、次第に考えるようになった。
茨城県つくば市立みどりの学園は、2018年4月に開校したばかりの公立の義務教育学校である。開校以来、積極的にICTを活用した教育を展開してきた。そんな本校でのコロナ禍での対応を紹介する。
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