「22!」と画面いっぱいにカードを見せる子どもたちと、「正解!」と拍手をするナビゲーターの大学生たち。算数の授業でもトレカのデュエルでもない。オンライン「まなキキ英語サロン」のオリジナル・カードゲーム「44まなキキ」で、英語の勉強の真っ最中なのだ。
「ハアハア」と息切れしながらスタジオに戻る。全力疾走したのは、COVID―19 Crisisで引きこもり生活を始めてからは久しぶりだ。別段、体力維持のために運動をしたわけではない。「まなキキ・オンライン社会科見学」の一環として「バーチャル職場体験」のネット中継をするためだ。
「まなキキ講読会」は、毎週火曜の18時から、大学の3年ゼミと同じZoom(オンライン会議システム)上で始まる。連続してつなぎ続けている大学生のところに、大学院生や他大学の学生、中高の先生、福祉施設職員、専業主婦、サラリーマン、さらに多分野の研究者など、さまざまな人たちが集まってくる。
「無症状の濃厚接触者別室」の主任監督者欄に、自分の名前がある。事前に分かっていたとはいえ、正式に表記されたものを見ると、あらためての緊張感で神経が張り詰める気がする。
「だって…学校ではひなたぼっこして、おにぎり作っているだけなんだもん…」 Learning Crisis研究会は、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)下の障害児の「学びの危機」に対応するべく、「まなキキ」という支援プログラムを実施している。その一つ「まなキキ英語サロン」にオンラインで通うお子さんの一言に、はっとさせられた。
アメリカ留学中、「Most Likely to Succeed」という映画と出合った。上映後はショックでしばらく席を立てなかった。映画の舞台である公立校High Tech Highは、EdTechやSTEAMのメッカとして知られる。
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