5年間勤めた麹町中学校を離れて、間もなく1年がたとうとしています 。離れたところから振り返ることで、よく見えてきたこともたくさんあります。
学校改革を現場で推し進めてきた麹町中には、いわゆる探究心が旺盛な教員が数多くいました。正確に言うと、元々そういうタイプだったというより、勤めているうちにそうなったという教員が多いように思います。私自身もその一人でした。
麹町中学校は、生徒と保護者と教員が、一緒に学校づくりを進めていこうとする学校でした。事例を一つご紹介します。生徒と保護者と一緒に新しい標準服をつくったのです(詳しい経緯もお伝えしたいところですが、紙幅の都合上割愛します)。
学校改革を進めていくには、保護者の協力が不可欠です。保護者の心を動かす教育ビジョンの伝え方は、工藤勇一前麹町中校長から学んだことの一つです。
「自律した子供を育てたい」という思いは、多くの学校、教員、保護者で一致していると思います。ただ、どうすれば子供の自律を育めるのか、どんな手段で子供の自律を育むのかが、悩みどころでもあると思います。そこで、麹町中での実践を中心に一つの方法を紹介したいと思います。
チーム担任制や定期テストの廃止といった麹町中学校でのさまざまな改革について、「どの程度の時間をかけて準備をし、どの程度の議論を重ねてスタートされたのですか?」とよく質問を受けます。
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